愛を信じるか? お金を信じるか? あえて、二者択一で答えるとしたらどちらでしょうか? もちろん、この2つは二元論として語るべきものでは本来ありません。「愛があればお金がなくてもいいのか」ということにはならないし、「お金さえあれば愛がなくても生きていけるのか」ということでもありません。 しかし、この「愛か? お金か?」という問いへの答えは、案外社会環境に応じて大きく変化してしまうものでもあります。『「飲酒量が多いほど」生涯未婚率が高まる事情』でも書いたとおり、景気がよければ、お金の価値より愛の価値が高まり、結果として婚姻率も高まっていました。景気が悪くなれば、愛より金の価値が高まり、婚姻率も連動して下がるわけです。 愛か金か、時代によっても変わる では、景気がまだよかった頃の1992年と現在の2018年とで「愛を信じる」vs「お金を信じる」人の割合の差分が、どれくらい変化したのかを比較してみ
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