全てを曝け出すよりも、少し隠していた方がエロい。 見えそうで見えないもの。それは人々の好奇心を煽り、妄想を駆り立てていく。 全裸を表現技法の1つとして取り扱っている“働くおっぱい”には、そういった按配が常に求められるので、最終的には言動にまで、事細かい配慮をしようと努めたりもする。 直接的に卑猥な言葉を避けて、性と結びつかなそうな健全な言葉をエロの比喩表現として用いたり、シーンの撮影でもすぐに脱がずに、徐々に肌身の露出面積を増やしてみたりと試みる。 「ほう……この顔つきからするときっとこんな乳輪なのでは…」などと人々の期待を上げていくことを、“良きもどかしさ”として認識している節がある。 ちなみに、見飽きられていることは重々わかっているけれど、私もいまだにそうしたことをやっている。見慣れているオチを毎度繰り返すだなんて、なんだかダチョウ倶楽部の熱湯風呂プレイと似ている。(はじめから熱湯風呂
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