グロースハックにおいては「改善」の概念は欠かせない。グロースハッカーをクラウドソーシングで集めてABテストの提案・実行しその効果検証までできるグロースハックツールのplanBCDを運営するKAIZEN Platform須藤憲司氏に様々なクライアント事例から見たグロースハックの「イロハ」を聞いた。 Text by 梅木雄平(The Startup代表取締役) ほとんどの企業はKPI設定を間違えている 実際に取り組む前に、グロースハックの盲点を認識することが重要だと須藤氏は指摘する。前職のリクルートではアドオプティマイゼーション推進室を立ち上げ、オンライン広告の最適化に取り組んだ経験やplanBCD導入事例の知見からこう語る。 「実は、KPIの作り方を間違っている企業がほとんどです。PVやUUという結果論ではなく、その結果を導く先行指標を捉えることが大事です。先行指標をKPIとすれば、何を改善
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