オシム 意味のない親善試合いらない 川淵キャプテンとの会談を終え車で引き揚げる日本代表・オシム監督=東京・JFA 意味のない試合はいらない!日本代表のイビチャ・オシム監督(65)が25日、都内で日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(69)と対談し「目的のない親善試合」よりも、自身の哲学を浸透させるための合宿を重視する方針を明かした。実戦重視のジーコ前監督時代は1カ月に1試合のハイペースで親善試合が組まれ、その結果、ドイツW杯前に、実力をはるかに上回るFIFAランキングが出たため、日本国民を錯覚させたが、オシム体制では“無意味なオープン戦”が激減しそうだ。 21日の代表監督就任会見で「私の中で親善試合は存在しない」と語ったオシム監督が、鮮明に強化プランを打ち出した。御大との約2時間の対談を終えた川淵キャプテンは「監督にとっては1、2日前に集まって試合をするより、合宿してチーム作りをするこ