ドイツ戦が行われたスタジアムでは現地の人が日本を応援する姿が多くみられました。どのような背景があるのでしょうか、ドーハから報告です。 (伊従啓記者報告) 熱戦から一夜明けたドーハ市内です。今は静かですが、この辺り23日夜は日本サポーターで大いに盛り上がっていました。 私も会場の中にいましたが、試合中は特に後半、圧倒的に場の雰囲気は日本のホームの状態でした。 日本人サポーターだけでなく、地元カタールに住む人々からの応援も圧倒的でした。 なぜここまで一方的なのか、サウジアラビアの記者に聞いたところ、今回の大会開催にあたって、ドイツを含めた欧米からのLGBTQなどの人権問題の批判が相次いだこと。これについて反感を覚える人達が非常に増えたということなんです。 こうした背景もあり、会場全体がドイツに負けてほしい、日本を後押ししようという雰囲気となっていて、あの逆転劇を生み出す1つの要素になったとみら