和歌山県新宮市で飲酒検問中の警察官に停止を求められた男が、警官の目の前で飲酒をしたとして逮捕されました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、新宮市熊野川町に住む倉本秋雄容疑者(55)です。調べによりますと倉本容疑者は先月、飲食店で酒を飲み車で帰宅途中、飲酒検問にあたっていた警官の目の前で、車内に置いていた缶ビールを飲みました。その場で警官がアルコール検査をしましたが、いつの時点で酒気帯び運転をしたか特定できず、いったん帰宅させていました。調べに対し、倉本容疑者は、「パトカーに止められて驚き、飲んだ」と話しているということです。警察によると倉本容疑者は以前にも飲酒検問で停止を求められるも、応じなかったということで、飲酒運転が日常化していなかったか調べています。