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ITproに関するkyouzontのブックマーク (3)

  • [実装編]スレッドセーフにすることを忘れてはいけない

    スレッドセーフとは,アプリケーションをマルチスレッドで動作させても問題がないことを指す。サーバー向けアプリケーションは,マルチスレッドで動作するように設計・実装することが望ましい。そのほうが通常はパフォーマンスが向上するからだ。 だが,マルチスレッドのアプリケーションは,注意深く設計・実装しないとトラブルが生じる。例えば,あるスレッドで保持していた変数の値がほかのスレッドからアクセスされ,処理結果が上書きされたり,ほかの利用者の情報が見えてしまったりする。 こうしたトラブルは,開発者が1人で単体テストしているときには見つけられず,多数の利用者で限界時の挙動テストをしたときや,番移行した後で,たまたま見つかることが多い。トラブルが発生するタイミングを再現することが難しいので,デバッグは困難になりがちだ。 マルチスレッドでのトラブルを防ぐため,開発者は,スレッドセーフな設計と実装を心がける必

    [実装編]スレッドセーフにすることを忘れてはいけない
  • 第1回 近隣ノードの自動検知で企業ネットの運用管理を効率化

    IP電話機,無線LANアクセス・ポイント(AP),プリンタ,ネットワーク・カメラ,プロジェクタ──多種多様なネットワーク端末が企業ネットにつながるようになり,ネットワーク管理者の作業負荷は高まる一方だ。既存のネットワーク機器に加え,これらのネットワーク端末を設定・管理する作業は大変な労苦を伴う。トラブル時の原因究明も複雑さを増している。 こうしたなか,膨張する企業ネットの管理負荷を軽減する新しい仕組みとして「LLDP」(link layer discovery protocol)の利用が始まりつつある。LLDPはネットワーク機器や端末の種類,設定情報などを近隣のノードに通知するレイヤー2レベルのプロトコルである(図1)。IP電話機であれば「私はIP電話機です。製品名は『NCC Phone』で,ポート番号は01です」といった情報を接続先のLANスイッチに伝える。管理者はLANスイッチがLLD

    第1回 近隣ノードの自動検知で企業ネットの運用管理を効率化
  • ルーティング編 OSPFのしくみを知る

    RIPやIGRPのようなディスタンスベクタ型ルーティングプロトコルはコンバージェンスが遅いことや,ルーティングループのような「弱点」があるため,ある程度以上の規模のネットワークでは使われなくなっています。そのためRIPの後継として作られたルーティングプロトコルがOSPFです。中規模以上のネットワークにも対応できるのが利点です。現在の主流である技術を盛り込んだ,高性能ルーティングプロトコルであるOSFPのしくみを覚えましょう。 リンクステート型ルーティングプロトコル 第2回で説明したルーティングプロトコルの種別のうち,OSPFはリンクステート型に当てはまります。リンクステート型はディスタンスベクタ型のように「自分のルーティングテーブルに,隣のルータのルーティングテーブルを追加していく」方式と違い,「すべてのルータから情報を集め,現在のネットワークの構成を知る」方式です。 リンクステート型は,

    ルーティング編 OSPFのしくみを知る
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