今回、縁があってこの本の出版のお手伝いをさせていただきました。内容はやや難し目のパズル問題集。すべての問題に目を通して、紙と鉛筆で解けるものもあれば、実際に手を動かしてプログラムを書いてみたり。前半は、プログラマでない人でも取り組めるようになっていますが、お勧めは実際にプログラムを使って解く後半。 プログラミングコンテストに挑んだことのある人には、もうおなじみの考え方だと思います。普通の人間ならやらないけれど、コンピュータというお供がいると、すべての可能性を調べ上げるような愚直な方法でも着実に実行してくれる。その様子を見て、人間がより良いアルゴリズムを思いつく、というサイクルが問題を通して学べます。