古い言葉に「サボるための手間は惜しむな」というものがあります。PCを使う目的は作業の簡略化です。PCで処理できることは何でもPCにやらせる。PCに作業させるための智恵を絞る「手間」は、結果として後々の作業の簡略化(サボれる)につながるという考え方です。これがコンピュータの本質です。 Windowsで言えばExcelのマクロなどが想像しやすいでしょう。マウスでセル範囲を選び、別のセルをクリック、SUM関数のボタンをクリックして合計値を出す。実に単純な作業です。しかし、毎日のルーチンワークとして1日に数百回も行う作業だとしたら非常に単調で苦痛な作業です。そこでマクロを組み、作業の効率化を図ります。複雑なマクロを組み立てることは、マクロの勉強をしたり、思うように動作しなかったり、面倒で手間がかかる作業かもしれません。ですが、一度マクロが組み上がってしまえば後は簡単です。必要な値を入力すれば、その