米アップルの「App Store」が活発に利用されている背景には,App Storeで提供できるアプリケーションの開発環境を広く公開していることがある。移動通信事業者も,携帯電話網や端末が持つ機能を有効活用する動きを2008年から見せる。その代表的な動きとして「OneAPI」と「BONDI(ボンダイ)」を取り上げる。 (日経コミュニケーション編集部) 欧米の大手通信事業者は2007年から2008年に,サードパーティによるアプリケーション開発を促進する動きを見せていた。英ボーダフォンは2007年1月に「Betavine(ベータバイン)」,独ドイツ・テレコムは2008年3月に「Developer Portal」という開発者向けコミュニティの運営をそれぞれ始めている。仏オレンジ,スペインのテレフォニカO2,米AT&Tなどもアプリ開発のためのAPI(application programming
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