角館~鷹巣を結ぶ秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線は、秋田の内陸の小さな町を1両の気動車がコトコト走るのんびりしたローカル線です。沿線には観光地や温泉が点在していますので、途中下車しながら旅を楽しむのに最適な路線です。今回、初冬の秋田内陸線に乗車してみましたので、雪景色の車窓と沿線の観光地・温泉を紹介します。 秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線とは? 秋田内陸縦貫鉄道は、秋田内陸線(角館~鷹巣)を運行する第三セクターの鉄道会社です。 もともと国鉄の路線として開業した角館線(角館~松葉)と阿仁合線(鷹巣~比立内)、両線を結ぶ鷹角線を引き継いで開業した第三セクター鉄道です。秋田県、北秋田市、仙北市などが出資しています。 秋田内陸線は、観光地で秋田新幹線の接続駅でもある角館駅と、奥羽本線の鷹巣駅(JRの駅名は「鷹ノ巣」)を結ぶ、全長94.2km、駅数29の全線非電化のローカル線です。 前述のとおり、国鉄の路