韮山反射炉とは? 韮山反射炉は、伊豆の国市の韮山にある産業遺産です。 反射炉とは、高温で銑鉄(不純物を含む金属)を溶かして、優良な鉄を製錬するための炉です。「反射炉」という名称は、炉がドーム型になっていて、その天井に炎や熱を反射させることで、銑鉄に熱を集中させる仕組みからきているそうです。 韮山反射炉は、江戸時代末期に、外国の列強から国土を守るための大砲を鋳造するために建てられました。江戸湾(東京湾)の防衛を任された江川英敏によって1857年に建設され、1864年にその役目を終えています。わずか7年ほどしか使われなかったのですね。 実際に稼働した反射炉が残っているのは、日本で唯一、韮山反射炉だけだそうです。 詳しくは、伊豆の国市のWebサイトをご覧ください。 伊豆の国市/韮山反射炉とは 韮山反射炉へのアクセスは? 韮山反射炉の最寄り駅は、伊豆箱根鉄道駿豆線(すんずせん)の伊豆長岡駅です。