どんな体型になりたいか。そう聞かれたら、答えは千差万別だろう。でも、どんな姿勢になるべきかという問いに対する答えは、たった一つ。ニュートラル(標準的)な姿勢を目指すべきなのだ。 では、ニュートラルな姿勢とは? 「姿勢の基本を作るのは、骨格。その骨と骨の連なりであるアライメントに偏りがないのが、ニュートラルな姿勢と言えます」(早稲田大学スポーツ科学学術院の広瀬統一教授) 姿勢の土台を作っている骨格のアライメント。頸椎、胸椎、腰椎などからなる背骨(脊柱)、胸郭、肩甲骨、骨盤、股関節などの配列が、姿勢の良し悪しを決める。 姿勢の評価は通常、じっと立っている状態の静的アライメントで行う。生まれつきの骨格の異常を除くと、静的アライメントを左右するのは、骨と骨に付いて関節を動かしている骨格筋。要するに筋肉である。 「筋肉が硬く短くなったり、伸びて弱くなったりするインバランスがあるとアライメントが乱れて
![「いい 姿勢 」って? 骨の連なりに偏りがない、それが目指すべき「いい姿勢」 | Tarzan Web(ターザンウェブ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/64947a4d5c287047577f93236e5011c8448d12cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftarzanweb.jp%2Fuploads%2F2020%2F05%2F22%2F202005220621.jpg)