ピンチケ――アイドルのライブ会場において、マナーを無視して暴れる若者集団のことである。日刊SPA!ではこれまでもピンチケの動向に目を光らせてきたことは、過去の記事「【古参vsピンチケ】アイドルファンの間で深まる対立構造」、「アイドルライブにエロい女ヲタたちが出没」でもお伝えしたとおり。そして、活動をさらに先鋭化させたピンチケは「厄介ピンチケ」と呼ばれ、全国で猛威をふるっている。しかし、そんな厄介ピンチケも今は大きな曲がり角を迎えているようだ。 事の発端は、4月29日のニコニコ超会議(幕張メッセ)で勃発した。私立恵比寿中学(エビ中)のパフォーマンス中、スコーンなるニックネームで知られる男が暴走。警備員とすったもんだの挙句、流血騒ぎにまで発展したという。一体、現場で何が起こったのか? 「スコーンは、アイドル現場で非常に悪名高い迷惑行為常習犯。エビ中を皮切りに、様々な運営から出禁を言い渡されてい