2010年08月19日 23:59 河村市長、市議会解散のリコールへ 名古屋市の河村たかし市長は、公約実現をめぐって対立する市議会を解散させるため、直接請求(リコール)の準備を進めてきました。そして、河村たかし・名古屋市長と支援者は8月17日に、最初の手続きである「解散請求書」の市選挙管理委員会への提出を行いました。署名集めは27日から始める予定といいます。 どうもこのリコール運動の意味がわかりません。議会と意見が対立したら、議会を解散させるという発想もあまりに短絡的ですし、仮にこれが成功しても、来年4月の統一地方選での市議会選挙が、2か月早まるだけ。これにかかる費用・人的なコストはばかになりません。署名の確認や住民投票など公的な費用や労力もかなりですが、リコールを行う側にも相当な負担が生じます。リコールには市の有権者の5分の1にあたる約36万5千人分を1カ月間で集める必要があります。 現