資金難で出遅れ…「まんとくん」やっと着ぐるみデビュー2008年12月2日13時9分印刷ソーシャルブックマーク 春日大社の回廊を歩く「まんとくん」の着ぐるみ=2日午前、奈良市、高橋写す 2010年に奈良県で開かれる平城遷都1300年祭の三つのキャラクターのうち、民間が公募した「まんとくん」の着ぐるみが完成し、2日、春日大社(奈良市)で初披露された。 高さ約2メートル。鹿が朱雀門の屋根の形の帽子をかぶり、白いマントをまいたおなじみの姿。市民団体「まんとくんネット」のメンバーら約30人とともに本殿に参拝し、遷都祭の成功を祈願した。 公式キャラの「せんとくん」、僧侶有志の「なーむくん」が相次いで着ぐるみデビューを果たすなか、市民団体が母体のまんとくんは資金不足で出遅れた。だが、10月から販売を始めたまんとくんの缶バッジ(1個200円)が人気を集め、制作費約60万円がようやく工面できた。 今月7日に