私鉄飛び込みで300万円!?…重〜い自殺の代償 10年連続3万人超となった自殺大国・日本。人身事故も後を絶たず、先週末もJR山手線に女性が飛び込み、10万人以上に影響が出た。人身事故や硫化水素自殺など、社会的混乱を招いた場合、遺族に損害賠償を求められるケースもある。突然家族を失った者の悲痛な叫びは重く、その死の代償はとてつもなく高いのだ。 警察庁がまとめた昨年の自殺者数は、前年より938人増の3万3093人。03年に次いで過去2番目に悪い結果となった。 年代別の「自殺率」(人口10万人当たりの自殺者数)でみると、50代がもっとも高く、次いで60歳以上、40代の順だ。 残された遺族が受ける精神的ダメージは計り知れないが、一方で飛び込み、飛び降りなどでは交通網をマヒさせたり、避難者を出すようなことがあり事態は深刻。多くの人に迷惑をかけ、遺族にはより一層重い負担がのしかかる。 JR東日本管内だけ