ヤマザキマリさん作の漫画「テルマエ・ロマエ」が映画化され、興行収入の割にヤマザキさんに支払われる原作使用料が低額だったという騒動について、ヤマザキさんの代理人を務める弁護士がコメントを発表した。 書籍の二次利用について出版社が独自の権利を主張しつつある中、出版業界は作者の権利がないがしろにされていると言ってもいい状況に陥っていることが、今回の騒動で明らかになった。 「金額が不満なのではなく、十分な説明なかったことに疑問」 発端は2013年2月23日放送の番組「ジョブチューン ~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」(TBS系)に出演したヤマザキさんが、「映画『テルマエ・ロマエ』の興行収入が58億円だったのに原作使用料として支払われたのが100万円だった」と明かしたことだった。ヤマザキさんは他にも「権利を出版社に売ってしまう形になるので、100万円で何やってもいいよっていう状況に」「知らないうち