OSS だけでスケーラブルなストレージを安価に構築する方法 #2 のつづき。今回はストレージサーバ側で GNBD によりブロックデバイスをエクスポートし、クライアント側でインポートするまでの手順を紹介します。 ストレージクラスタ 用途的にはクラスタリングする必要はないのですが、GNBD でエクスポートする際に、cman(Cluster Manager) を動かす必要があるため、まずは cman をインストール、設定、起動して、ストレージクラスタを構成します。 といっても、クラスタリングは本来の趣旨とははずれるので、設定は適当。 まずは storage0a と storage0b をクラスタリング。最初に storage0a で cman をインストール。 $ sudo yum -y install cman storage0a で ccs_tool を実行し、/etc/cluster/cl