ほとんどのコンピュータがウェブアプリケーション経由の攻撃に脅かされている中、クラウドにデータを保存するブラウザベースのOS、「Google Chrome OS」にとって、セキュリティが重要な要素であるのは当然だ。 Googleは米国時間11月19日、ネットブックとクラウドコンピューティング向けに設計された新しい軽量OSを公開した。このOSは予想通り、「Google Chrome」ブラウザで使用されているのと同じセキュリティ機能と概念に多く依存している。 GoogleのグループプロダクトマネージャーであるCaesar Sengupta氏は、インタビューで「ブラウザがOSだ。ブラウザを拡張してOSの機能を追加した」と語った。 Chrome OSでは、OSレベルの保護と攻撃を弱める技術とを組み合わせて、攻撃に対する表面積、つまり攻撃で標的にできるコードの量を制限し、攻撃が成功する可能性を低下させ
米Google Inc.が11月20日に公開した「Chrome OS」。Webブラウザー「Chrome」を利用することに特化したOSだ。Linuxをベースに,オープンソースのソフトウエアとして開発が進められている。基本とするターゲットはいわゆるネットブックである。あまり性能が高くないネットブックでも快適に使え,わずか数秒で起動できることが売りだ。 Chrome OSでは,アプリケーションはすべて,Chromeの上で動作する。つまり,HTML 5とJavaScript,CSS 3というWebの標準技術でアプリケーションを記述するというのが基本線だ。Chromeのプラグイン機能を利用して,米Adobe Systems Inc.の「Flash」や「Acrobat Reader」といったコンテンツの表示にも対応しているので,絶対にWebの標準技術だけしか使えないというわけではないが,逆に言えばこれ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く