青白い顔の女が腰縄をうたれた姿で法廷に座っていた。東京都立川市で昨年、発達障害と診断された4歳の長男を絞殺したなどとして殺人と殺人未遂の罪に問われた母親(36)の裁判員裁判。東京地裁立川支部は今月17日、母親に懲役5年(求刑懲役7年)を言い渡した。黒髪を肩まで伸ばし、「学生時代から真面目な子だった」(実父の証言)という被告。なぜ修羅の道を突き進んでしまったのか。(三枝玄太郎) 女は昨年1月12日、立川市の自宅で、血管が浮き出るほど白く細い手で長男を絞殺し、長女(6)の首も絞め、重傷を負わせた。発達障害だと診断された長男の将来を苦にした末の凶行だった。 傍聴席には支援者とおぼしき姿も散見され、夫(37)も情状証人として出廷し、刑の執行猶予を求めた。だが被告の細い目は終始虚ろで、目の前で繰り広げられる光景にさほど関心があるようには見えない。「刑務所に入れて誰が幸せになるのか」 「家内をこういう
三重県警察本部に入った連絡によりますと、29日午後2時半ごろ、三重県朝日町埋縄の空き地で、女性が死亡しているのをパトロール中の警察官が見つけました。 警察は、見つかったのは、今月25日の夜から行方が分からなくなっている女子中学生ではないかとみて、調べています。
宮崎県西都市の私立高2年男子生徒(16)が市内の川で遊泳中、一緒にいた複数の少年から頭を押さえ付けられるなどの暴行を受けて溺れ、一時、心肺停止の重体になっていたことが分かった。 生徒が溺れる様子を複数の女子生徒が動画で撮影していた。西都署は動画を確認しており、少年らから事情を聞くなどし、詳しい経緯を調べている。 関係者によると、暴行があったのは8日午後。生徒は、西都市や宮崎市の高校に通う男女や無職少年ら少なくとも9人のグループとともに西都市の三納(みのう)川を訪れた。午後4時半頃に複数の少年と川に入った。 動画はグループの2人が携帯電話の動画撮影機能を使って、橋の上から約6分間にわたり撮影。少年2人が、泳いでいた生徒の頭を水中に押さえ付けたり、岸に戻ろうとする生徒の足を川に引っ張ったりする様子などが映っており、水中に沈んでいく映像も収められていた。途中、女子生徒の笑い声や「いじめだよ」「ま
「ごめんなさい、ごめんなさい」。男児の悲痛な叫びに、周囲は以前から気付いていた。 大阪市西淀川区の小学2年、藤永翼君(7)が自宅で両親に暴行を受け、死亡した事件。近隣住民だけでなく、小学校や児童相談所も、母親の森田良子(29)、夫の勝智(44)両容疑者(傷害致死容疑で逮捕)による虐待の兆候を把握しながら、最悪の結末を防げなかった。「何とか幼い命を守れなかったのか」。住民や学校関係者らは、悔やんだ。 翼君宅の近くに住む女性(69)によると、25日午後、翼君宅から「ドーン」という音と子どもの泣き声が聞こえた。その後、女性が「目を覚まして」と叫び、男性が動揺した様子で「おい、おい」と呼びかけた。「病院に連れて行こう」という女性の声も聞こえたという。 近くの男性(80)は、毎晩のように、「ごめんなさい」と泣き叫ぶ翼君の声と、「こら泣くな」と良子容疑者がしかる声を聞いたというが、「家族の関係が一層こ
週刊現代6/28号(本日発売)にタイトルに掲げた弟の告白記事が掲載された。22歳の弟は次のように語る。 『被害者・遺族の方々に与えてしまった、想像を絶する苦痛、また、国民の皆さんに与えた不安を取り除くためには、謝罪だけではなく、事件に関して何らかの説明をすることが必要だと思いました“犯人”と同じ屋根の下で過ごした影響を説明することが、今回の凶行を起こした原因をひもとくきっかけになればと思い、この手記を発表することにいたしました』 『私の家の恥部をさらすことで、犯人が犯行に及んだ説明の一端になれば……。そのことが現在の私にできるすべてだと思っています』 真摯な姿勢で『原因をひもとくきっかけ』を提供してくれたのだから、そこから感じることを書いてみたい。 <秋葉原無差別殺傷事件> ★「秋葉原通り魔 弟の告白」(前編)---------------------------- 1.捨てられた兄と救わ
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