ジョニーウォーカーだけが突出して、ではないと思います。ただ、マッカランなど今はメジャーなウイスキーがあまりなかったからです。ジョニーウォーカー=外国産ウイスキー、みたいなイメージがあったんですね。ジョニーウォーカー自体、赤と黒、ぐらいしか区別なかったですし(本当はもっといっぱいありますよ。念のため)。 で、なんで外国産(スコッチやバーボンなど)のウイスキーが高かったか。昔は今と酒税がぜんぜん違ったんです。 古くは1953年にできた酒税法により特級、一級、二級と区別されていました。これはアルコール度数で区別されていて、特級は43度以上、一級は40度以上43度未満、二級は40度未満となっていましたが、外国産のウイスキーはほとんどが特級ということで、酒税の格付けが一番上だったんです。だから高かった。 この特級云々がなくなったのは1989年の酒税法改正で、ここからある程度、洋酒が安くなり、1997
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