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大雪の被害が出ている秩父市が自衛隊の派遣を要請したのに埼玉県が拒否したため派遣要請が遅れた問題で、県は17日夕になって初めて孤立集落の窮状を把握し、派遣要請を決めたことがわかった。 同市の久喜邦康市長が派遣を求めてから2日後のことで、上田清司知事はこの間、さいたま市内でクイズ大会や自転車関連イベントに参加していた。 久喜市長の意向を知った県危機管理防災部の福島亨部長は15日夕、上田知事に現地の状況を伝えたが、上田知事は「除雪のための派遣要請はできない」と判断したという。 県によると、上田知事は15日、さいたま市で開かれた「埼玉サイクルエキスポ2014」に出席。16日には「埼玉クイズ王決定戦」に参加した後、新病院の起工式に出席した。秩父市などが自衛隊への派遣要請をし続けている事実は知っていたという。 県が本格的に派遣要請の検討を始めたのは17日朝。同日午前9時から陸上自衛隊の連絡員が県危機管
信州・長野県知事 田中康夫 それでは1月13日の知事会見です。 既に皆さんもご存じだと思いますが、昨日、新潟県の泉田裕彦知事、あと山形県の齋藤弘知事といくつかの省庁等へ伺いました。豪雪に対する緊急要望というのは現場でもお配りしたので、あるいは今も皆様のお手元の方に届いているのかな?この中でやはり今回ですね、私たち長野県豪雪対策本部を設けて、それぞれの市町村が非常に住民のために尽力いただいていることを感謝してますし、あるいは県内外からボランティアの方々も多くいらっしゃるということに大変心強く思っています。私たちの職員も除雪と雪下ろしと、それから道踏み隊という形を栄村のみならず各地域に出ています。職員もそうした中で実体験をして、雪を下ろしておばあちゃんから「ありがとう」と言われる言葉というのは、やはり総合愛情産業の原点だと思いますし、私どもの秘書広報チームリーダーの成沢弘治が今日部長会議でも言
統合防災演習で「軽門橋」(ボートと橋をセットにした特殊装備)にショベルカーを乗せる作業を行う自衛隊員=16日午後4時21分東京都板橋区の荒川(栗橋隆悦撮影) マグニチュード(M)8クラスの首都直下地震に見舞われたことを想定した自衛隊の統合防災演習が16日、5日間の予定で始まった。陸上自衛隊練馬駐屯地では、徒歩で東京23区内の区役所に隊員を派遣する訓練が行われた。 隊員らは午後7時、2人1組で各区役所に連絡員として被害状況、災害派遣要請の有無などを把握するため、出発した。 正門前には迷彩服姿で都内を歩くことに反対するため、拡声器を持った労組関係者ら数十人が「自衛隊の災害派遣は戦争への道」などとシュプレヒコールを繰り返した。一方で訓練を支持する市民も10人ほど集まり、「自衛隊頑張れ」と声をかけた。一時は双方が怒鳴り合うなど騒然とした。 訓練の主体となった陸自第1師団によると、23区のうち、危機
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