しばらく前のこと。セキゼキさん(仮名)にスカイプで話しかけられ、こんな話をしました。 「シロイさあ、前に会社の用事で時々、●●線使うとか言ってなかった?」 「言ってた。月一くらいで使ってるよ」 「じゃあ、もしかしたらわかるかな……あのさ、△△駅−■■駅間って、なんか変じゃない?」 「へん? 何が?」 「うーん、なんていうのかな、窓の景色が見えないような気がするんだよ……あ、もちろん、顔を上げて窓の外を見ていれば、普通に景色はそこにあるんだよ? だけど、たとえば本を読んだりしていると、視界の端っこに移っているはずの窓の外の景色がとまっているように感じるっていうか……カーテンじゃないんだけど、なにかそういうもので、窓が覆われているみたいな……」 「よくわからん。そんなの感じたことないし。それは●●線でも、△△駅−■■駅間だけのことなの?」 「おれが感じるのは、とりあえずそれだけかなあ。いつも不