技法のポイント NM法は創造工学研究所所長の中山正和さんが考案された技法で、その頭文字をとって名づけられたものです。 NM法は、シネクティクスがヒントになってはいますが、ステップの完成度はNM法のほうが高いといえます。これは現代能力開発研究所所長の高橋浩さんが発展されたNM‐T型に負っています。 NM法は、もともと製品開発に用いる技法として開発されました。類比を使って発想するわけですが、ステップがはっきりしているので、初心者でもなじみやすく、大変わかりやすいものです。 しかしその後、発明の技法としてばかりでなく、ソフト企画の発想にも用いられるようになりました。BSなどよりも、奇抜なアイデアを出すのに有効です。 類比技法の代表的なものであり、ステップが単純で分かりやすく、類比技法としては日本で一番普及しています。技法として使わなくても、NM法のような類比を使っての発想法はアイディア開発に大変