野生動物を追い求め世界中を飛び回る動物写真家・岩合光昭さん。 高校生のころ出会ったネコの仕草に“ノックアウト”。以来40年間ネコの写真を撮り続けた岩合さんが、ムービーカメラでネコに迫ります。 “カリブ海の楽園”キューバでは、愛らしい子ネコがたくさん! 繁華街の地下室で、農家の小屋で、美しい女性のひざの上で、石畳の水たまりで。 迷子の子ネコを保護する貫禄たっぷりのボスネコ。カフェでおこぼれを狙うチャッカリネコ。育ての親を探す子ネコの姿も! 不思議なのは岩合さんがカメラを構えても、ネコは普段のまま。 優しく語りかけると、ネコの表情も優しく。海外のネコなのに日本語通じるの? 同行する撮影スタッフも驚くばかり。 「ネコはそこに暮らす人々の心を映す鏡。人間が生活を楽しんでいるから、猫たちも表情が豊か。豊かさとはお金の有無じゃないってことが、キューバのネコを見るとよくわかります」と岩合さん。 そんなネ