昨年10年振りにドイツ人の知り合いに会いました。 その時にチラッと「ロシアンメソッドの楽譜がある」と言っていて、ドイツにもあるのかと思いましたが、その時は指揮者の話をしていたもので話の流れから訊きづらく詳しいことは何も聞けぬまま終わりました。 そのドイツ人は教会音楽家をしている人物で(ドイツでもその職業を説明するのは難しく、バッハと同じ仕事と言っているそうです)、ピアノ教師でもないのにロシアンメソッドの事を知っているということはそれだけ注目されているメソッドということかと勝手に解釈しました。 ロシア国内のテキストを探索しておりましたのでドイツのその話はすっかり忘れておりました。 ところが最近、ドイツで使われているロシアンメソッドのテキストがあると教えていただきました。 Die Russische Klavierschule - Band I Die Russische Klaviersch