山上被告、初公判は来年以降か 証拠や争点の絞り込み続く―安倍元首相銃撃から2年・奈良地裁 時事通信 社会部2024年07月08日07時01分配信 安倍晋三元首相銃撃事件から2年となるのを前に献花する人たち=7日午前、奈良市 安倍晋三元首相が奈良市内で街頭演説中に銃撃され死亡した事件から、8日で2年。殺人や銃刀法違反などの罪で起訴された山上徹也被告(43)の公判は裁判員裁判で審理される予定だが、事前に証拠や争点などを絞り込む公判前整理手続きが奈良地裁で続いており、初公判のめどは立っていない。弁護団からは年内の開始は難しいとの見方が出ている。 解散請求、審理は長期化か 続く敗訴、財産監視も強化―安倍氏銃撃事件契機に厳しい立場に・旧統一教会 公判前整理手続きは、これまで4回行われた。第1回は当初昨年6月に開かれる予定だったが、地裁に不審物が届く騒ぎがあり、同10月に延期された。山上被告は「裁判所