うまれる命、旅立つ命、残される命…。3組の家族の生と死を追ったドキュメンタリー映画『うまれる ずっと、いっしょ。』が、11月下旬から全国各地で公開される。命が誕生した後の「家族のつながり」に焦点を当てたという監督の豪田トモさん(41)は、ハフポスト日本版のインタビューに「子供を育てるというのは、子供と向き合うということ」と話す。 豪田トモさん=東京都目黒区豪田さんは、2010年公開の出産をめぐる家族の様々な葛藤を描いたドキュメンタリー映画『うまれる』を手がけた。今作品は、40万人以上を動員しているその『うまれる』の第二章として位置づけられる。 作品は、「血のつながりのない父と息子」「最愛の妻をうしなった夫」「重篤な障がいを持つ子を育てる夫婦」の3家族を追った。それぞれの事情に向き合う人々の姿を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、幸せのあり方を考え、感じさせる内容。家族