スクリプトやプログラム言語で、基本となるのは制御文です。多くの言語では条件分岐などのためにifやwhileが使われています。制御文とはまさにプログラム中の「道先案内人」です。 条件分岐のバリエーション いろいろなコマンドを連続して実行していく場合、そのコマンドが使われる局面で結果が変わってきます。その結果により処理の仕方を変えるものです。それがバッチ系プログラムの基本ともいえるでしょう。少しでもプログラムを組んだことのある人なら、こうした動きは体得していると思います。bashの場合はどうでしょうか? 実はbashの条件分岐にはいろいろバリエーションがあるのですが、代表的なものをとりあげてみましょう。 if文とcase文 以下の例は、すべて実際に動いたものをコピーして貼り付けていますので、そのまま実行することができるはずです。一度自分の環境でもコマンドを作成して実行してみるとよいでしょう。