塗って焼くだけでつくれる太陽電池の開発に成功! 北陸先端科学技術大学院大2011.02.08 19:00 おそらく食パンにバター塗って焼くくらいの難易度でしょうか。 北陸先端科学技術大学院大の下田達也教授らが、液体のシリコンを塗って焼くだけのプロセスで太陽電池をつくることに世界で初めて成功したそうです。溶液をガラス基板に塗ってヒーターで数十秒焼くことを3回繰り返すだけで作れちゃいます。 今のところ、発電量は従来の太陽電池の20%程度しかありませんが、理論的には既存の太陽電池よりも性能を数倍向上できるんだとか。さらに低コスト化も実現。 下田教授によれば 「液体シリコンは簡単なプロセスで半導体を作れる。将来性は非常に高い」 とのことです。 エコなエネルギーが注目されてますし、今後ますます太陽電池が使われるようになりそうですね。 塗って焼くだけ太陽電池、液体シリコンで成功 [YOMIURI ON