2011年12月26日、和歌山県有田川町のJAありださんを訪問しました。柚子とともに「馨和 KAGUA」の香りを形成する大事な原材料である「紀州しみず ぶどう山椒」の産地を視察するためです。有田川町、特に旧清水町地区は、実は日本最大の山椒の産地として知る人ぞ知る存在なのです。国内シェアはなんと50%と言われています。 ご案内いただいたのはJAありだ清水営農センターの福本さん。山椒の生産地(現場)も丁寧にご案内いただき、いろいろと勉強になりました。ありがとうございました! 山椒というと山に自生しているようなイメージがあったのですが、実はかなり管理の行き届いた「農地」で育てられていると知って意外でした。土壌の改善や害虫対策など、山椒農家の方は冬でも忙しいそうです。 今回お会いした生産者の花田さんは、以前はトマトの栽培をされていたとのことですが、山椒の需要増と収穫のしやすさ(トマトは重量が大きい