記事一覧 お江直筆の手紙など貴重史料一堂 22日から県立美術館 (2011年4月17日午後1時10分) 江が姉初にあてて書いた手紙「江消息 常高院宛」 江の位牌(いはい)が納められていたと考えられる厨子「崇源院宮殿」 NHK大河ドラマの放映に合わせた特別展「江(ごう)〜姫たちの戦国〜」(県、福井市、福井新聞社など主催)が22日、福井市の県立美術館で開幕する。徳川2代将軍秀忠の正室となり天皇家とさえ血縁を持ちながら、関連史料が極めて少ない江。展示では直筆の手紙や、位牌(いはい)を納めていた厨子(ずし)などゆかりの貴重な品を並べ、江の波乱に満ちた生涯を紹介する。 特別展では約150点の史料や工芸品を▽父母と伯父(信長)▽姉茶々が嫁いだ豊臣家▽姉初と京極家▽江が嫁いだ徳川家―と人間関係の面から展示構成して紹介する。数々の著名な人物の関連史料から、江の数奇な運命を浮き彫りにする。 目玉となるの
NHK大河ドラマのヒロインとして注目を集める浅井三姉妹の三女、江の最初の娘、天真院寛子(完子)の墓と位牌(いはい)、天真院の長男の九条康道が写経した法華経3巻(縦約30センチ、横約84センチ~約340センチ)が京都市東山区の東福寺で見つかり、14日、墓と位牌の写真や写経の実物の公開が同寺の涅槃会(ねはんえ)法要に合わせて始まった。16日まで。 今回見つかったのは、同寺境内にある九条家の墓地に眠っていた宝篋印塔(ほうきょいんとう)の墓と、境内の開山堂にある九条家の仏壇に安置されていた高さ約60センチの位牌。墓の花挿しや位牌に「天真院」と記されており、いずれも天真院のものとみられる。また写経は、九条康道が天真院の月忌、一周忌、七周忌の供養のために奉納したものと確認された。 江は文禄元(1592)年、豊臣秀吉の姉の子で秀吉の養子になり岐阜城主となった秀勝と、2度目の結婚。間もなく秀勝は死亡したが
「江」は岐阜生まれ? 伊奈波神社に文献 2011年03月07日11:45 江が岐阜生まれだった可能性を示す史料を手にする五島巌謙さん=岐阜市伊奈波通、伊奈波神社 織田信長の妹・市の三女・江(ごう、1573〜1626年)の出生地は岐阜だった可能性があることが、岐阜市伊奈波通の伊奈波神社で所蔵する史料などから分かった。通説では、近江国小谷(滋賀県長浜市)で生まれたとされている。調査した同神社禰宜代行五島巌謙さん(39)は「出生地を岐阜と断定することはできないが、江と岐阜のゆかりはかなり深かったことがうかがえる」と話す。NHKの大河ドラマで関心が高まる中、興味深い調査結果といえそうだ。 江は、市の子でありながら、父浅井長政が信長に攻め滅ぼされるなど戦国時代に波乱に満ちた人生を送った。徳川2代将軍秀忠の正室となり、3代将軍家光の母としても知られる。 岐阜との関わりでは、長政が敗れたために市と姉2人
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