こんにちは、李哲です。 最近読んでいる中国語版『医学衷中参西录・論鼠疫之原因及治法』。吐血、高熱、意識もうろう状態のペスト(黒死病)を、漢方薬で治した症例があったので翻訳しました。中世記のヨーロッパ人たちが聞いただけで怯えるペスト、漢方薬はどのように治したかご覧ください。 吐血、高熱、意識障害のペスト患者、4日の漢方薬で治った 福建省平潭県の友人:李健頤(1891~1967年)は当時の名医です。彼は自分の著作:『鼠疫新編』を私に送ってくれました。(無関係なところは省略)中の一つ、ペスト病を治した症例を紹介します。 患者は福建省平潭県観音井の蔡瑞春(氏名)、58歳。 当時の症状は、以下の通り。 最初は悪寒、その後は高熱 のどが非常に渇く 手足はしびれて痛い そけい部のリンパ節が腫れあがって、非常に熱くて痛がっている 胸は張って苦しい・吐血 目が真っ赤で、意識もうろうの状態 脈診は数、舌苔は黄
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