日本脳炎だと診断された子供、高熱・意識障害・けいれんなどの症状は5日で完治し退院した 患者さんは14歳の女の子。 初診は1973年6月28日。 具体的な症状: 40度以上の高熱が続いて昏睡状態に陥り、手足は硬直したまま、背中がエビソリ状態。「日本脳炎」だと診断されました。 ある病院で6日間入院し、すべての治療法を試したけど変化がない。そして、患者さん家族は陳応龍先生を往診に呼んだのです。 検査:脈診では洪大有力。顔とほっぺは極度の赤み。舌診ではベロが赤くて紫色。舌苔はなくて津液も少ない。 治療過程は以下の通りです。 1日目の鍼治療: 刺したのは太陽、印堂、大椎、身柱、至陽、背陽関。 十二井穴を刺絡し、瘀血を出す。 施術した翌日には体温が38.7度まで下がり、意識が少し改善しました。