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+アラン・バラトンに関するliber-ltdのブックマーク (1)

  • 『ヴェルサイユの女たち』美女たちの饗宴 - HONZ

    ヴェルサイユに初めて館を建てたのはルイ13世だ。それはつましい小さな狩りのための館だった。ルイ13世は劣等感の強い人物だったようだ。王としての器ではないと母から嫌われていた。ヴェルサイユの館は母からの逃避の場所として造られた。王はそことで男性側近とだけの時間を過ごした。女好きである父アンリ4世には似ることなく女性に対し消極的で、ともあまりまともに性交渉を行えなかったようだ。ただ、世継ぎを作ることには成功してはいる。 ルイ14世はそんな退屈な時代に新風を吹き込んだ。何しろ彼は歩き始めたばかりの頃から女好き。幼少のときから女性のスカートの中にもぐりこむのが大好きなませガキ早熟な子供だった。 彼の母。夫からの愛を知らず、女としての喜びも知らぬアンヌ・ドートリッシュはこの手の女性にありがちな、硬い信仰心により自らの精神を保っていた。彼女が息子を溺愛し、息子に敬虔さを求めたのは無理からぬことである

    『ヴェルサイユの女たち』美女たちの饗宴 - HONZ
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