TVでお馴染みの海上に浮かぶアレである。 そういやアレって、ホントは何? という疑問から手に取った。 「モン・サン・ミシェル」または「モン・サン・ミッシェル」という言葉でわからなかったが、 Mont-Saint-Michelは「聖ミカエル山」である。 聖ミカエルとは大天使ミカエルであり、その信仰の場だったのだな、とわかる。 僕は本書によって、1811年から47年間、ここが常設の監獄として使われていたことを初めて知った。 アルカトラズであったとは。驚きである。 本書は「モン・サン・ミシェル」の成り立ちから現在までを記し、随所にカラー図版がある。 同地に興味がある方なら、一読の価値はあるだろう。 ところで、香川県のモン・サン・ミシェルと言うべき信仰の場をご存知だろうか。 ぜひGoogle先生で「香川県 津嶋神社」で画像検索していただくか、 wikiのページをご覧いただきたい。 【目次】 第1章