韓国を代表するツートップ企業が大きく揺らいでいる。スマートフォンが頭打ちのサムスン電子は7~9月期も業績不振が続くとの観測が強まり、株価は年初来安値水準で低迷している。 現代(ヒュンダイ)自動車も強かった国内市場を切り崩され、為替のウォン高が重荷となっている。両社の失速は大企業依存の韓国経済にも大打撃となる。 サムスングループの英国法人が公開した動画がちょっとした騒動となっている。 動画は、サムスンのスマホの最上位機種「ギャラクシーS5」が氷水をかぶり、次の参加者として米アップルの「iPhone(アイフォーン)5s」などライバル機種を指名するという内容のものだ。 もちろん、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の支援を呼びかける「アイス・バケツ・チャレンジ」をもじったものだが、ギャラクシーS5は防水機能があり、 指名された3機種は防水機能がないことから、チャリティーを自社製品の宣伝と競合機種のネ