小笠原諸島近海などで中国漁船のサンゴ密漁が相次いでいる問題で、太田昭宏国土交通相は7日の 閣議後記者会見で「100隻をかなり超えるサンゴ漁船が、(小笠原諸島に)再び戻りつつある」 と明らかにした。 台風20号の接近に伴い、小笠原諸島周辺にいた中国漁船約200隻は5日までに同諸島南東に 遠ざかったが、台風が通過した6日夜には再び接近しつつあった。巡視船が領海から退去するよう呼び掛けている。 太田国交相は、同様の事態が今後も続く場合、「海保として万全の体制を取らねばならない」と述べ、 巡視船や海上保安官の増強に向けて強い意欲を示した。 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014110700350