2014年10月11日、台湾の女子大生が10日付の台湾紙に寄稿した「日本人はある意味、台湾人の恩人だ」との文章に、 中国のネットでは非難のコメントが相次いで書き込まれている。 女子大生は、中国本土と台湾で日本に対する見解が分かれたのは、日清戦争後の下関条約(中国では馬関条約)以降だと指摘。 日本統治下の台湾では、上下水道が整備され、西洋医学を導入し、各地に衛生所が設けられたことから、公衆衛生が大幅に改善。 多くの伝染病が消滅したと説いた。 弁髪(べんぱつ)や纏足(てんそく)、阿片(あへん)吸入といった健康に害をもたらす当時の3大悪習も日本統治下の時代に改善され、 台湾人の死亡率は大幅に下降。多くの台湾人の命を救ったことから、「こうした点から言えば、日本人は台湾人の恩人だといえる」と 述べている。同時に日本統治下での日本人による台湾人への差別や不当な扱いにも触れているが、「日本人が台湾人の命