キャラクターはすべからく明るく元気で愛想よくあるべし、だなんて誰が決めた? カメラ目線でひたむきに頑張る必要、あるの? 何年かに一度、そんな類の気の抜けたキャラクターが世の中の話題をかっさらっているように思う。サンエックスから出ている「リラックマ」や「こげぱん」が代表的だ。そして昨年あたりからこの手のキャラクター枠で一躍人気を得ているのが、「ぐでたま」。『ぐでたまんが』(Amy/主婦と生活社)、『ぐでたまのまいにち。』(サンリオ/KADOKAWA 角川書店)など、キャラクターグッズのみならず、書籍も続々と新刊が出ている。 しかしこのぐでたま、なんとサンリオのキャラクターである。サンリオといえば、ハローキティにマイメロディといった清く正しい王道キャラクター街道を邁進していたはず。実際、サンリオとしてもこの系統のキャラクターを売り出すのは初の試みなのだという。一体、サンリオはどうしてしまったの