セキュリティ・キャンプ全国大会2016 集中講義
ほとんどの人がHTTPSとSSL (Secure Sockets Layer) を結びつけて考えます。SSLは1990年代半ばにNetscape社が開発した仕組みですが、今ではこの事実はあまり正確でないかもしれません。Netscape社が市場のシェアを失うにしたがって、SSLのメンテナンスはインターネット技術タスクフォース(IETF)へ移管されました。Netscape社から移管されて以降の初めてバージョンはTransport Layer Security (TLS)1.0と名付けられ、1999年1月にリリースされました。TLSが使われだして10年も経っているので、純粋な"SSL"のトラフィックを見ることはほとんどありません。 Client Hello TLSはすべてのトラフィックを異なるタイプの"レコード"で包みます。ブラウザが出す先頭のバイト値は16進数表記で0x16 = 22。 これは
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は6月18日、ウェブサイト運営で発生するさまざまな問題とその対処法について体験的な学習が行えるWindows用ソフトウェア「安全なウェブサイト運営入門−7つの事件を体験し、ウェブサイトを守り抜け!−」をIPAのウェブサイト上で公開した。無償で利用できる。 同ソフトには、ウェブサイトの脆弱性によるビジネスへの被害を中心とした7つのシナリオが用意されており、ユーザーは物語を読み進めながら、サイト運営に際して発生しうる問題と、その問題に対する適切な対応に関して理解を深めることができる。 主人公は、企業のコマースサイトを担当することになったプロジェクトリーダーという設定。サイト運営の中でさまざまな事件に直面
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