都市には普段は目に付かない部分がある。日常生活の中で我々が見るその姿は、全体の極わずかな断層に過ぎない。タマネギのように、上水、下水、電気ケーブル、地下鉄など、都市は幾層もの階層から成り立っているのだ。 ある都市は古代文明の遺跡を覆い、またある都市では防空壕、貯蔵庫、地下基地といった比較的新しい建造物を隠している。10ヶ所の都市から、そんな地下の秘密を暴き出してみよう。
![高まってきた!世界10都市の禁断の地下施設、立ち入り禁止ゾーン : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5b5448d72b53dc70f796ff39afc106e92cb0b1b8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F6%2F9%2F6962e590.jpg)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 8年ぶりに公開されたポンプ室にも潜入 11月16日と17日の両日、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路を一般公開する特別見学会が、同敷地内で催された彩龍の川まつりとともに実施された。 首都圏外郭放水路は、低地が広がる中川・綾瀬川流域の浸水被害を抑えるために地下50メートルを貫く総延長6.3キロメートルのトンネル形式の放水路として建設された。流域の河川が氾濫した際には河川の水を引き込み集め、調整しながら江戸川へと放流する。その施設の一部である調圧水槽には59本の巨大な柱が林立し、見た目から“地下神殿”とも呼ばれている。 埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路を見学に来ました 普段、この調圧水槽への見学は予約をすれば可能なのだが、基本平日限定でしかも人数が限られ、施設を使用している際には見ることができない。だが、今回は年に一度の予約なしで
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