ロシア製のUFOともいえるEKIPはまさに円盤型飛行物体の近代的な発明である。現在制作は中止されているが、もしまた資金が集まったとしたら、EKIPが空を飛ぶ姿を見る事が出来るかも知れない。 円盤型の機体は基本的に「羽を持たない」ものであるが、この楕円形の機体は胴体そのものが羽をとしての役割を持っている。内部はコックピットと乗客の為の席を完備しており、垂直離着陸が出来る為、水や氷の上といったこれまでには有り得なかった場所からの離着陸が出来ると期待されていた。アイデアとしてはこれまでの円盤機体同様にジェット噴射による風力で機体を浮かせる事が目的だった。 EKIPの公式サイトによると、この機体がもたらす経済効果は凄まじいそうだ。まずこの機体は1000人以上の乗客を一度に乗せる事ができ、現存するどんな飛行機よりもコストが低く、羽が無い為メンテナンスも簡単なのだという。現在EKIPの制作は中止されて