子音(しいん、(英: consonant)は、言語音の一種である。しおんとも読み[1][2][3]、C とも略記される[注 1]。 母音のように気道が開放されることはなく、舌、歯、唇または声門で息の通り道を完全に、または部分的に閉鎖したり通り道を狭くしたりして発音する。無声音と有声音とがある。子音が連続する場合には二重子音・三重子音と呼ぶ。子音は母音の対立概念である。 なお、以下で用いる「音(おと)」という記述は「音声」、「音声要素」または「単音」を指す。単音は、音声学における最小の音声単位であり、特定言語を母語とする話者が弁別するか否かとは無関係に定義される。