バンドの初ライブ(http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20090315/p1)後は仲間と酒をぐびぐびと飲み、居酒屋の壁紙をべりべりと剥がし、ギャルに股間を触らせてびんびんと勃起させようとした。そんなファンタスティックサタデーナイトが過ぎれば、「これからは普通のオッサンになりまーす」なんてキャンディーズ的宣言をしなくとも僕はロックンローラーから只のオッサン会社員へしゅんと戻ってしまう。ロックンロールの魔法は解けてしまう。しゅんといえばキュートなギャルに触られても頑なにしゅんと沈黙を守った誇り高き僕のチンポ、可哀想。そして海綿体に血液が流れこまなったという結果だけをみる風潮はいつだって僕を悲しませる。追い討ちをかけるギャルのお言葉、「キモーい」。 ロックがどこかで死んでいる平日の夜、ゴルフ焼けでウンコ色の顔をした上司に呼ばれ、僕は銀バエの如くぶぶぅと羽音をたてて