女子高生が開発した白いリンゴはいかが――。リンゴといえば赤、というイメージを覆す新顔商品が、東京都新宿区の高級果実店・新宿高野本店に登場しました。青森県南部町の県立名久井農業高校の女子生徒が開発し、同町の農家・泉山茂さんが試験栽培しました。今年は展示だけですが、同店では「白い色は女子高生の若くさわやかなイメージとぴったり。従来の赤い品種と合わせ、紅白のおめでたい取り合わせで売り出したい」(広報)と販売実現に期待をかけています。13日から本格展示しています。 展示するリンゴの品種は「ふじ」で、有袋で育て、甘くするために葉をとらないなどの細心の注意をはらって栽培しています。今年産はわずか40個。全量を同店に出荷しました。 同店によると「白くても普通のリンゴと変わらない甘さ」(広報)。来秋以降の販売を検討しており、「ふじ」の735円を超える価格を見込んでいます。 新宿高野 http://ta