今日は僕が頓智を始める前のとてもパーソナルなお話をします。当時、ブログを自動組版してオンデマンド出版するサービスを販売していた自分は凄く憂鬱な気分でした。 「本気で世界を変える様な仕事をしたい、けどそれが全く出来ていない」ことをどうブレークスルーしたら良いのだろうか?実に憂鬱でした。 その時の気分の奥底には1999年に(頓智の前に起業した最初のスタートアップを)起業して以来の辛い気持ちが潜んでいました。 99年当時から、個人がブログで情報発信をし、それが相互に繋がるネットワークを事業化するという構想の辿った道のりは決して平坦ではありませんでした。 物凄く大変で長い期間の開発を終えても(今から考えると、Web2.0以前のサービス開発はハード・ソフト・インフラの調達コストなど、大きく桁が違っていました)、それを製品として収益に繋げて行くプロセスは本当に終わりの無い旅の様でした。 そのなかで多く