99u:2011年、私はシリコンバレーのインキュベーターから投資を受け、新規事業をスタートさせました。そして、そのことが、私を「幸福の追求」とは何かを理解する、予想外の旅へと押し出したのです。そうなったのは、私のスタートアップが成功を収めたからではありません。むしろ、逆のことが起きたからです。 私と共同創設者は、「幸福の経済」を研究するために投資を受け、「Joyo」をスタートさせました。Joyoの事業目的は、人びとが、自分の強みや関心、価値観にマッチした仕事を探すお手伝いをすることです。 スタート当初から、自分たちが何かしら巨大な課題と向き合っている予感はしていました。しかし、その本当の大きさに気づいてはいませんでした。アメリカの労動者の70%もが「積極的に仕事に関わっていない」という統計を知るまでは...。私たちのテーマは、人びとが好きな仕事に就けるお手伝いをすることだけではなかったので