空気中に投影された 3D 画像を触って動かすなんて、急激に進歩している今日の技術をもってしてもさすがに映画の中の話かと思ったら、なんとロシア企業 Displair が既に実現していたとのこと (Tech Crunch の記事、本家 /. 記事より) 。 同社の開発した技術は、冷たい霧を焚いたところに 3D 画像をレーザーで投影し、その仮想画像に触れる指の動きを赤外線カメラで捉えるというものであるが、体の動きに対してコンピュータが反応するまでのタイムラグはたったの 0.2 秒であるとのこと。ちなみにマイクロソフトの Xbox360 用 Kinect のタイムラグは 0.1 秒である。 製造可能なスクリーンのサイズは 40 〜 140 インチで、大量に生産できれば 1 台あたり 4,000 〜 30,000 ドルの価格を実現できるとのこと。現在は商品化に向けて、出資を募っている状況であるという